無題

 

今日何故か父方の祖母を思い出して懐かしくて、小学校の頃毎日何してたか思い出してたら、何故か涙が出た。

 

小学校の授業が終わると児童クラブがあって、母が仕事終わりに迎えに来てくれて、祖母の魚屋に寄って、その隣にある駄菓子屋に行って、何円までって決まってたからその分のお菓子買ってもらって、家に帰る。

それが毎日だった。

家に帰って「手洗ってきなさい」って言われて、テレビを見ながらお菓子食べて、夕ご飯が出来て、お茶碗に白ご飯とお椀にお味噌汁と3種類くらいあるおかずを食べて、食べ終わったら洗うところに持って行って、食べ終わってテレビ見てたら祖母から「お風呂入るよ」って言われて、一緒にお風呂に入って、一緒に体洗って髪の毛は洗ってもらって、一緒に湯船浸かって、たわいもない話して、お風呂からあがったら髪の毛乾かしてもらって、ドライヤーしまって、祖父がテレビ見てるリビングで宿題して、先に祖父が寝て、その後祖母から「もうそろそろ寝るよ」って言われて、畳の上にふかふかの布団が敷いてあって、そこで祖父母と一緒に寝る。

それが毎日だった。

そして朝起きると、3人で寝ていた場所には1人で、起きて、布団を三つ折りにして、枕置いて、そのまま台所に行くとみんなが揃ってて、一緒に朝ご飯食べて、準備して、学校行く。

それが毎日だった。

 

今思えば変化球なことが全く無く、とても楽しいことがあったわけではなかった。

それでもこの時の自分が一番幸せだったと今思うし、この時の自分も幸せを感じていた。

 

 

ある事情で引っ越しをし、祖父母と暮らさなくなり、この日常が無くなった。

 

 

ある日、泊まりに行ったことがある。

私は体も心も大きくなっていた。

泊まると、前と変わらず早い時間帯に夕食があり、私の席があり、食べ終わると「お風呂入るよ」と声をかけられた。私は思春期でお風呂を一緒に入るのを躊躇ったが、いいからと促され暮らしていた時のように一緒に入った。そして、髪を乾かしてもらった。寝る時間になると、「もう寝るよ」と言われ祖父母の寝室に行った。すると、祖母がお布団に寝ながらおいでと言って抱きしめてくれるように腕枕をしてくれた。

 

 

私は家族に愛されている、ずっと愛されていた。それだけは自慢できる。

 

 

私はネガティブかもしれないし勘違いかもしれないけれど、顔や声色や言葉で相手が不快に思っているときに分かってしまう。

最近は、それを多く感じるようになってきた。

私が発すると聞いてくれるし顔が嫌そうにしてもないけれど、相手の冷たさを感じとってしまう。

嫌われることが嫌というよりも好かれたい。

離れて暮らし始めると他人としか関わらず、今の日常に確信的な愛がない。相手から冷たくされたときの感情をどこにも持っていけない。

 

 

私は年齢は大人だけど、子供なのかもしれない。何かすると褒められたい。悪いことがあるなら悪いと注意してほしい。

1人で頑張って、やりたいことやっても、虚無感に襲われる。人間は1人で生まれ1人で死ぬとよく言うが、その生きている間、私は1人では生きていけない。1人で生きられる人は強いね。一人暮らし始めて1週間で帰りたいと思ったし、それからも毎日帰りたいと思っている。帰りたい。

 

そんな中、この子供の頃の自分を思い出していたら泣いてしまった、愛されてたなって、愛を受け取っていたなって。